定年マジカ?のブログ

日々思うこと、愚痴、志、悟りを語り共有する。

飽食の時代

スーパーに行っても、デパ地下に行っても、人気のベーカリーに行っても新鮮でおいしそうな食べ物があふれかえっている。テレビつけてもweb見てもラジオ聞いても食レポが毎日のよう、世の中食べるものであふれかえっている。そして廃棄食物が毎日何十トン
も発生しているとか、日本中の廃棄食物があれば途上国の食糧不足が解決されるとか。本当に飽食の時代である。でも何かおかしくないか?世の中需要と供給のバランスで成り立ってるはずなのに、バランスが崩れている。でもそのほうが経済を考えるとよいのか?供給過剰になってもせっかく作ったものを廃棄しても、そのほうが収支を考えるとよいというのか?
消費者だってそうだ、そんなに買って本当に全部消費するのか?爆盛とかいうのを面白がって注文して「やっぱり無理だった」とか言ってゴミにする。バイキングとかビュッフェでも
食べきれないぐらい料理をとってきて、「味を知りたかっただけ」とか言ってほとんど食べずに放置。みんなどんな教育受けてきたんだ?食べ物を捨ててるってことに心が痛まないのか?

側弯症3

娘が側弯症と言われて1年、進行していないか?このままでよいか?不安なまま、本人の部活の先輩が同じ側弯症の治療に信濃町のとある大学病院にで受信して症状が緩和したと聞き、セカンドオピニオンとして受診してみた。受信にあたっては別の医者に紹介状をもらったり、エックス線写真をもらったり、コルセットの写真を撮ったりして、事前情報として書留で送ったりした。これも全て病院側の指示に従うもの。さすがに大きな病院はシステマチックで当日の受診をより充実したものにするのか?と感心していた。またwebサイトでこの病院の担当医師の事も調べこの病気関連では信頼のおける良い医師との印象も得ていた。
そして今日受診したのだが、診察にあたって使われた情報は今日書いた問診票と今日撮ったX線写真。「写真を見たところまずはコルセットを付けたほうが良いですね。」「いや、もうしていますよ。そのコルセットが本当に合っているのか?効果があるのか?を聞きたくて来たんですよ。」「あ、そうなんだ。じゃあ見せて。どこでつくったの?」「S医院です。」事前準備もなく、何のために資料を事前に送ったんだろうか?          結局今のまま様子を見ることになった。何か気を付けることもなく、様子を見るだけ。これじゃあ何のために受診したのかわからない、患者の不安や希望をしっかり聞いて、寄り添うなんて感じも全くない。正直がっかりした。

申告敬遠

ご存じだろうか?プロ野球が取り入れた新しいルール。守る側が戦略上、今の打者と対戦するより次の打者と対戦するほうがリスクが小さいと判断した時、意図的に今の打者をフォアボールとするのが敬遠という戦法。しかし、何事も合理的が良いとされる時代、それだったら投手がわざわざ4球も投げてその時間を使うよりも「敬遠」と申告すれば、1球も投げることなく敬遠が成立し、今の打者は1塁へ進む。投手は4球投げなくて楽だし、その4球投げる時間を短縮できるなど良いことずくめに聞こえる。が、しかしだ、かつて阪神の新庄はこの敬遠を成立させるための打ちにくいボールを打ちに行って見事にタイムリーヒットを打った。ほかにも敬遠する球が大きく外れて暴投になり、その結果3塁ランナーが生還、決勝点になったなど、敬遠も野球のプレイの一つなのだ。申告敬遠はそんなドラマをなくす改悪のルールだ。指名打者制だって投手が打席に立たないのは合理的かもしれないが、攻撃のチャンスの場合、好投している投手に代打を出すかどうか悩むのも野球の戦略の一つだしドラマチックな場面になる。合理的なことばかりで世知辛い時代だ。